気管支嚢胞について | 診療所検検索くん

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気管支嚢胞

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気管支嚢胞とは

気管支嚢胞は胎生期に気道と食道に分離する際にその一部が遊離し、発育して生じます。先天性嚢胞の一つで、他の主な先天性嚢胞としては心膜嚢胞があります。 気管分岐部に好発するが、後縦隔に跨るものが多と言われています。円形・楕円形を示し内容物はクリームあるいはチョコレート色の粘稠で泥状の液体で満たされています。内容物にCaが含まれており、CTでは漿液性の液体より高い、充実性あるいは石灰化様の吸収値を示すことも知られています。

MRIでは内容物の豊富な蛋白成分や出血による目とヘモグロビンを反映してT1・T2ともに均一な高信号を呈するものが多く、悪性腫瘍との鑑別が問題となります。造影により病変内部が造影されないことが大きな鑑別点となります。

気管支嚢胞の主な症状

症状は多くの場合、認められませんが、気道と交通し感染すると、発熱、胸痛をみます。

気管支嚢胞の主な原因

気管支系の先天異常の一種であると言われています。

初診に適した診療科

呼吸器科

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