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アルツハイマー症候群(病)とは

アルツハイマー病は治療が早ければ早いほどよい結果になります。これはアルツハイマー病に限らず、他の痴呆でも同じです。
アルツハイマー病はお年寄りに多く起こる病気です。そのため、ご家族に思い当たることがあっても、それが歳のせいなのか病気の始まりなのか、はっきりわからないことがほとんどです。
たとえば、「もの忘れ」は、アルツハイマー病の初期にみられる代表的な症状ですが、健康な人でも歳をとればもの忘れが多くなります。本当はアルツハイマー病であったとしても、ご家族はたいてい「歳のせい」と考えがちです。そのため受診する機会を逃してしまい、おかしいと気づいたときは、かなり時間が経ってしまっています。
アルツハイマー病は、早期発見、早期治療が有効とされます。そのためにも、初期段階で見逃さないことが大切です。そして、アルツハイマー病は痴呆の代表的疾患です。わが国における痴呆性高齢者数は約150万人と推定され、そのうち60〜70万人がアルツハイマー病(AD)ではないかと考えられています。高齢化が進む中で今後ますます増えることが予想され、社会的にも大きな問題となっています。ADは、アルツハイマー(Alois Alzheimer)という医師が1907年に女性の進行性痴呆症患者を報告したことに由来しています。

発病年齢によって2つに分けることもあります。65歳未満で発症する場合を狭義のADとし、65歳以上で発症する場合はアルツハイマー型老年痴呆と呼びます。両者をあわせて広義のADと呼ぶこともあります。

アルツハイマー症候群(病)の主な症状

記憶障害
記憶障害アルツハイマー病(以下AD)症状の中核となります。最初は物忘れが目立つ症状です。新しい出来事の記憶が強く障害されますが、古い出来事は比較的よく覚えているのが特徴です。
進行すると数分前のことも思い出せなくなります。今日何をしたか、誰に会ったかなどその日の出来事が思い出せないようでしたら要注意です。
失見当識日付や季節など時間に関する見当識が障害されます。
構成障害 立方体の図形を模写できなくなります。また、指でVサインやキツネの形を作ることもできなくなります。
判断力低下
日常生活や仕事の上で的確な判断ができなくなり、仕事の能率が落ちたりミスが多くなったりします。今までてきぱきとできていたことがスムーズにできなくなります。
妄想
お金や財布を自分がしまい忘れたにもかかわらず、誰かが盗ったなどという被害妄想がしばしばみられます。
失語、失行、失認
言語機能障害のため物の名前を言えなくなる(失語)、麻痺がないにもかかわらず運動行為が障害される(失行)、感覚機能が保たれているのに物の認知ができない(失認)などの大脳皮質障害の症状が出現します。

アルツハイマー症候群(病)の主な原因

ADに罹患した人の脳を調べてみると、いくつかの大きな特徴があります。脳を肉眼でみますと正常な人の脳に比べ、アルツハイマー病の患者の脳は、記憶の中枢である「アンモン角」や、記憶や判断力に関係する「頭頂葉」が萎縮しています。
顕微鏡でみると脳の神経細胞の多くが脱落しており、また残った神経細胞内にも神経原線維変化と呼ばれる異常な繊維状の物質が蓄積しているのが認められます。
また老人斑という“しみ”のようなものが多数存在しています。MRI検査Iによってこれらの小さな血管障害や梗塞の拡がりを,さまざまな断面で骨の影響なしにみつけることができるほか,海馬付近の萎縮を前額断面でみることができ,アルツハイマー病の脳萎縮を早く発見できる利点があります。

初診に適した診療科

神経内科

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